いちご鼻はオリーブオイルで改善できる!?詳しい効果と注意点まとめ

お鼻の毛穴に黒いぶつぶつがびっしりと詰まっている、いちご鼻。

かわいらしいネーミングとは裏腹に、グロテスクなその症状にお悩みの人は少なくありません。

いちご鼻を改善しようと、洗顔石鹸や美容液、クレンジングジェルやピーリングジェルなど、様々な化粧品を試している人もおられるでしょう。

そんな様々な化粧品を試しているであろうあなたにご紹介したいのが、オリーブオイルを使ったいちご鼻のケアです。

「オリーブオイル入りの化粧品」ではありませんよ。もこみち君が大好きな、パスタ料理に欠かせないあの「オリーブオイル」です。

オリーブオイルを使った料理が健康に良いとか、そういう話でもありません。オリーブオイルを「美容液」として使うのです。

じつは、オリーブオイルは食品として健康効果が高いのはもちろんのこと、美容液として使っても非常に優れた効果を発揮してくれるのです。

オリーブオイルの主成分「オレイン酸」がいちご鼻に効果抜群

さて、本来は食品であるオリーブオイルが、なぜ美容液としていちご鼻に有効なのでしょうか?
その理由はオリーブオイルの主成分にあります。

オリーブオイルの主成分は「オレイン酸」と呼ばれる脂肪酸です。

このオレイン酸は、私たち人間の皮脂の約40%を構成している成分でもあり、毛穴の角栓とよく馴染み、自然に溶かして落とすよう働きかけてくれる効果をもっています。さらに、高い保湿効果をもっているので乾燥からお肌を守り、ハリやツヤを与えるといった美容効果も期待できます。

また、主にエクストラヴァージンオイルに含まれている「オレオカンタール」と呼ばれる成分には抗炎症作用もあり、ニキビや肌荒れなどといった炎症を鎮める効果もあるのです。

つまり、オリーブオイルはそこらへんに売っている添加物たっぷりの美容液やクリームなんかよりも、よっぽど優れたスキンケア用品なのです。

注意点としては、使用するオリーブオイルはなるべく不純物が少なく、精製度の高いものを選ぶこと。精製度の低いものは劣化が早く油焼けを起こしてしまう危険性もあるからです。

ですので、スキンケアに使うのなら精製度が高く、お肌にも負担がかかりにくい「エクストラバージンオイル」を使うといいでしょう。

この記事の趣旨と少しずれてしまいますが、オイルの代わりにニベアクリームの青缶を使うのもオススメです。

オリーブオイルを使ったいちご鼻のケアのやり方

さて、それではオリーブオイルを使った、いちご鼻のケアについて見ていくことにしましょう。

具体的な手順については以下のとおりです。

オリーブオイルを使ったイチゴ鼻ケア
  • ①蒸しタオルやぬるま湯で顔を素洗いするなどして毛穴を開く
  • ②500円玉程度の量のオリーブオイルを手に取り、手の平で温める
  • ③オリーブオイルを鼻に塗る
  • ④1〜2分待って汚れを浮かせる
  • ⑤やさしく下から上へとマッサージをする(1分程度)
  • ⑥コットンなどでやさしく押さえながらオイルを吸い取る
  • ⑦しっかりと洗顔料を泡立てて洗顔
  • ⑧冷水や化粧水を使って毛穴を引き締める
  • ⑨乳液や保湿クリームで保湿

簡単に言ってしまえば、オリーブオイルを塗って毛穴の汚れを浮かせましょうということですね。

そうすることで、オリーブオイルの主成分である「オレイン酸」が毛穴の汚れと馴染み、浮かせて落としやすくなるというわけです。

で、後は普通に洗顔をして保湿と。

ただし、この方法は一晩でいちご鼻がきれいになるなんてことはありませんので、そこは注意してくださいね。実際、私自身も何度かこのオリーブオイルを使ったケアを試してきましたが、毛穴の汚れがきれいスッキリと取れたということはありません。

この方法はじっくりと時間をかけて角栓を小さくしていき、毛穴を広げることなくいちご鼻を解消するためのケアなのです。

ちなみに、私は初めて試したとき思ったように汚れが取れなかったので、つい長時間こすり続けてしまい、鼻が真っ赤になってしまったという苦い思い出がありますので、同じ失敗をしないよう気をつけてくださいね。(((゜д゜;)))

よりしっかりと毛穴の汚れを落としたいときは、このオリーブオイルにプラスして綿棒を使ったケアがオススメです。

最近話題のオリーブオイルを使ったクレンジングってどうなの?

オリーブオイルは最近になって、その美容成分が注目を集めており、なんとクレンジングに食用のオリーブオイルを使う女性も多いのだそう。

クレンジング剤には合成界面活性剤や着色料、防腐剤など、お肌にとって刺激にしかならない余計な添加物が配合されているものがほとんどのため、お肌が弱い人には合わないものが多いんですね。

とはいえですね、やっぱり「美容オイル」と「食用オイル」は別物です。

たとえ、同じナッツ類や果実の油分を抽出して作られているオイルだとしてもです。

美容オイルと食用オイルの違い

    美容オイル

  • お肌に付けることを前提として精製されているため、分子が小さく不純物が少ない
  • 食用オイル

  • 食べることのみ考えられて精製されているため、分子が大きく不純物が多い

美容オイルはお肌への浸透性やなじみの良さが第一に考えられているので、精製の過程で低分子にされ、肌なじみや浸透性の高いサラッとした使用感のオイルに仕上げられています。

しかし、当然のことながら食用のオリーブオイルはわざわざ低分子に加工されてはいません。

また、腐敗するのを防ぐために酸化防止剤などの添加物が配合されているものがほとんどです。

そのため、繊細な肌質をもつ敏感肌の人であれば、不純物や添加物が原因となって湿疹やかゆみなどの肌荒れを引き起こすことも考えられます。

オリーブオイルのもつ「オレイン酸」がいちご鼻に効果的なのは間違いはないのですが、だからといって食用品であるオリーブオイルをクレンジングにまで使うのは、さすがに控えたほうがいいでしょう。

いちご鼻とクレンジングについては下記の記事が参考になると思いますので参考にしてみてください。

今 回 の 学 び !!
オリーブオイルはいちご鼻に有効な成分を含んではいるけれど、美容オイルと食用オイルは別物であるということは忘れないでね。

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