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毛穴ケアはクレジングが命!?いちご鼻に効果的なクレンジングの選び方
お鼻の黒ずみ「いちご鼻」に悩んでいる人はクレンジングに対して、人一倍気を使わなくてはなりません。
いちご鼻とクレンジングには深い相関関係があるからです。
洗顔料やクリームは品質の高い高価なものを使っているのに、クレンジングはコンビニやドラッグストアで買えるワンコインのクレンジングシートで済ましているなんて人はいませんか?
ヤバイですよ。
それは痩せたいといってダイエットサプリや酵素ドリンクを飲んでいるのに、食事は毎食コンビニ弁当を食べているようなものです。
女性にとってクレンジングは美肌の基本です。
ここを怠ると、その後どんなに丁寧なケアをしても意味を成しません。
というわけで、今回のテーマはクレンジングについて。
クレンジングの種類や特徴、いちご鼻に効果的なクレンジングの選び方などをご紹介していきます。
間違ったクレンジングがいちご鼻を悪化させてしまう理由
いちご鼻とは、お鼻の毛穴に黒いぶつぶつがびっしりと詰まっている肌状態のことを言います。
いちご鼻なんていうと、とっても可愛らしい名前ですが、その症状はなかなかにグロテスク。そんないちご鼻に悩まされている人は少なくありません。
いちご鼻の症状とは「過剰分泌された皮脂や汚れが毛穴に詰まっている状態」ですので、「皮脂の過剰分泌を抑えること」と「毛穴の汚れを取り除くこと」が必要になります。
しかし、間違ったクレンジングは皮脂の過剰分泌を促し、毛穴を詰まらせてしまう大きな原因になるのです。
洗浄力の強すぎるクレンジングを使っている
濃いメイクや、ガンコな毛穴の汚れを落とそうと、強い洗浄力をもつクレンジングを使う人は多いでしょう。
しかし、強すぎるクレンジングはメイクや汚れだけでなく、セラミドや細胞間脂質といったお肌にとって必要な潤い成分までも一緒に洗い流してしまい、乾燥を招く原因になります。
そして、乾燥したお肌は潤いを補おうとして、さらに皮脂を分泌させてしまいます。
脂性肌は生まれつきの体質だと思っている人が多いですが、じつは皮脂の奪いすぎこそが真の原因であるというケースが多いもの。
皮脂とは本来、お肌にとって悪いものではなく、水分の蒸発を防ぎ、雑菌やウィルスなどの外敵から守ってくれるバリアの役割をもつものなのです。
洗浄力に特化しているのは「オイルタイプ」や「ローションタイプ」のクレンジングに多くあります。ですので、これらのクレンジングはあまりオススメできません。
メイクの残りが毛穴に詰まったり、お肌への刺激となっている
これは2つの理由が考えられます。
クレンジング不足か、先程の逆、つまりクレンジングの洗浄力が弱すぎることによるものでしょう。
たとえば「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」のクレンジングは、洗浄力よりも保湿成分やお肌へのやさしさに特化したものが多くあります。このタイプは乾燥肌や敏感肌といったお肌トラブルを抱えている人に向いているクレンジングです。
しかし、その分洗浄力は低く、きちんとメイクを落としきれない場合があります。落としきれなかったメイクは皮脂と共に毛穴に詰まったり、お肌の表面に残って刺激となり、様々なお肌トラブルの引き金になります。
また、「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」は洗浄力に劣るため、ダブル洗顔をする人も多いでしょう。すると今度は洗いすぎいによって皮脂を奪われ、先程お話ししたように乾燥肌の原因となり、かえって皮脂の過剰分泌の原因となるのです。
となると、「じゃあどんなクレンジングを使えばいいんだ?」という話になりますよね。
その問に答える前に、まずはクレンジングの種類と、それぞれのメリットとデメリットを軽くおさらいしてみましょう。
クレンジングの種類とそれぞれがもつメリット・デメリット
クレンジングにはいくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
メイク落としの洗浄力に特化したもの、美容成分に特化したもの、洗い上がりの使用感に特化したものなど、様々な特徴があり、価格もワンコインで買えるものから、一本数千円するものまでピンキリです。
ここでは代表的なクレンジングの種類と特徴、そしてそれぞれのメリットとデメリットについて見ていくことにしましょう。
- オイルタイプ
- ローションタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- シートタイプ
- ジェルタイプ
オイルタイプのクレンジング
クレンジングオイルは強い洗浄力をもっているのが特徴。
その洗浄力はウォータープルーフの化粧品でも簡単に落とすことができるほど強力です。濃いメイクをガッツリ落としたい人にもオススメです。
しかし、その強すぎる洗浄力は裏を返せば、それだけお肌への負担が大きいということでもあり、お肌にとって必要な潤い成分もメイクと共に落としてしまいがち。
また、洗浄力の強さはそれだけ界面活性剤が多く含まれているということでもあるので、乾燥肌や敏感肌の人にはオススメできません。
- 最も強力な洗浄力をもっている
- 界面活性剤が多く添加されているものが多く、お肌への負担が大きい
クレンジングオイルのメリット
クレンジングオイルのデメリット
ローションタイプのクレンジング
ウォータータイプのクレンジングで、コットンにつけて拭き取るタイプ。
ベタつきが少なく、さっぱりとした使用感が最大の特徴です。
コットンで拭き取った後、洗顔も化粧水も不要という商品も多くあり、クレンジングの時間を短縮したい人にオススメです。マツエクをつけている方に人気なのも、このローションタイプです。
しかし、ローションタイプのクレンジングはアルコールを多く含んでいるものがほとんどで、お肌への刺激が強いというデメリットもあります。
- ベタつきが少なく、さっぱりとした使用感
- アルコールが多く添加されているものが多く、刺激が強い
クレンジングローションのメリット
クレンジングローションのデメリット
ミルクタイプのクレンジング
乳液のような感じの柔らかいクレンジング液で、お肌になじませたり、コットンに含ませてふき取って使用します。
洗浄力よりも美容成分に特化したものが多く、お肌への刺激が少ないのが特徴。とくに乾燥肌の人にオススメで、乾燥しがちな冬場のクレジングにも適しています。
低刺激のメイク落としを探している方にオススメではありますが、メイクの落ちが少し悪いので注意が必要です。
- お肌への刺激が少なく乾燥肌に効果的
- 洗浄力が弱い
クレンジングミルクのメリット
クレンジングミルクのデメリット
クリームタイプのクレンジング
ミルクタイプのクレンジングと似ていますが、もう少し固いクリーム状のものです。
適量を手に取り、顔のメイクとなじませながら使います。
クリーム状のテクスチャーなので、手とお肌の間でクッションのような役割を果たし、摩擦が起きにくく、クレンジング後も肌がしっとりしやすいという保湿力が魅力です。
しかし、そのしっとり感は油分の多さの裏返しでもあるので注意が必要です。
- クレンジング後もお肌がしっとりと潤う
- 油分が多く添加されているものが多い
クレンジングクリームのメリット
クレンジングクリームのデメリット
シートタイプのクレンジング
ふき取るだけで簡単にメイクが落とせるシートタイプのクレンジング。
クレンジング液がしみ込んだシートを取り出して、そのままふき取るだけなので、忙しいときや疲れて帰ってきた夜に使いたくなる、女性のお助けアイテムです。
コンビニやドラッグストアでも手軽に購入できて、どこでもメイクオフができるので持ち歩きにも便利。また、その後の洗顔や化粧水が不要なものも多くあります。
低価格でどこでも購入できる便利アイテムですが、その分成分の品質には注意が必要。界面活性剤やアルコールなどの添加物が多く配合されていてるわりに、他のクレンジングと比べて落ちが悪いというデメリットもあります。
- 持ち歩きができて、拭き取るだけというお手軽さが魅力
- 添加物が多く配合されていて刺激が強い
クレンジングシートのメリット
クレンジングシートのデメリット
ジェルタイプのクレンジング
クレンジングジェルの最大の特徴は、そのバランスの良さです。
程よい洗浄力とローションタイプのサッパリ感、ミルクやクリームのしっとり感を併せ持ち、幅広い肌質や悩みに対応できる万能型のクレンジングだと言えるでしょう。
ダブル洗顔不要のものが多く、毛穴の汚れも落としやすいので、これ一つで洗顔を終わらせたいという人にオススメです。
- ダブル洗顔不要のものが多く、洗浄力と美容成分のバランスが良い万能型
- 濃いメイクやウォータープルーフ化粧品に対する洗浄力には、やや欠ける
クレンジングジェルのメリット
クレンジングジェルのデメリット
いちご鼻のような毛穴ケア用のクレンジングを選ぶならジェルタイプ一択
さて、様々な種類があるクレンジングですが、いちご鼻のような毛穴の黒ずみに効果的なものを選ぶとなると選択肢は限れられてきます。
いちご鼻のような毛穴ケアに適したクレンジングとは一体どれなのか?
それは「ジェルタイプ」が最もベストな選択であるといえるでしょう。
「オイルタイプ」や「ローションタイプ」は、どちらかといえば洗浄力に特化しているものが多く、一方で「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」は潤いややさしさに特化しているものが多い傾向にあります。
これは、どちらが良い悪いという話ではありません。私は決してこれらのクレンジングを否定したいわけではないのです。
そうではなくて、肌質や悩みに合ったものを使う必要があるということです。
で、いちご鼻に悩んでいる人というのは、脂性肌だったりニキビ肌の人が多い傾向にあります。
このタイプの人は繊細で敏感な肌質をもっているため、強い洗浄力は逆効果にしかなりません。しかし、脂性ゆえに毛穴に汚れが詰まりやすいので、ある程度の洗浄力も必要になるのです。
ジェルタイプは程よい洗浄力をもちながらも、潤いやお肌へのやさしさにも優れている、バランスの良いクレンジングです。
オイルタイプの洗浄力、ローションタイプの洗い上がり、ミルクタイプのやさしさ、クリームタイプの潤い、それぞれのメリットをバランス良く取り入れている「良いところ取り」の万能型であるとも言えるでしょう。
よって、いちご鼻のケアに最も適しているクレンジングはジェルタイプだというわけなのです。
ちなみに、クレンジングシートは論外です。
シートで拭き取る際にお肌の表皮を傷つけてしまいますし、どこでも買えて低価格なのは魅力的ですが、合成界面活性剤やアルコールなどの添加物が多く配合されているので刺激が強すぎます。敏感肌の人なら普通に使うだけでも肌荒れを引き起こすこともあるでしょう。
シートタイプを使ってもいいのは、お肌トラブルとは全くの無縁だという人、もしくは夜遅く帰宅して疲れきってケアをする気力もない時の応急処置としてだけです。メイク落としの主役として常用するのは控えましょう。
- とにかく洗浄力に特化したクレンジングなので、濃いメイクやウォータープルーフのメイク落としとして使用しましょう。お肌トラブルとは無縁だという人なら、このタイプを使っても問題はありません。
- 保湿とやさしさに特化したクレンジングなので、アトピー性皮膚炎を患っている人や、市販のクレンジングや洗顔料を使うと肌荒れを起こしてしまうという極度の敏感肌の人にオススメです。
- 低価格でお手軽なメイク落としですが、界面活性剤やアルコールが多く配合されていて、お肌への負担が大きいのが特徴。忙しくて時間がないとき限定の応急処置として使いましょう。
- 洗浄力・保湿・やさしさ・洗い上がり感のバランスが良い万能型なので、幅広い肌質や悩みに対応できます。毛穴の汚れやニキビケアに最も適しているクレンジングです。
オイルタイプとローションタイプ
ミルクタイプとクリームタイプ
シートタイプ
ジェルタイプ
いちご鼻に死ぬほど悩んでいた私が選んだのは『maNara ホットクレンジングゲル』
私がいちご鼻に悩んでいる人にオススメするクレンジングはただ1つです。
それはこれです。『maNara(マナラ)ホットクレンジングゲル』。
最近話題になっているホットクレンジングの火付け役であり、代名詞であるといっても過言ではない商品です。日本で1番売れているクレンジングとしても有名なので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
「ホットクレンジング」とは、発熱成分が入っているクレンジング剤のことで、温感作用によってお肌の表面を柔らかくさせ、メイクや汚れを落としやすくしてくれるのが特徴です。
「ジェルタイプ」+「ホットクレンジング」という相乗効果は、毛穴ケアとしてこれ以上ない組み合わせであり、いちご鼻に悩んでいる人にぜひ一度試してみてほしいクレンジングです。
また、洗浄力よりも美容成分を重視した美容液のようなジェルで、さらに着色料や合成香料、石油系合成界面活性剤といった添加物を使っていないので、お肌の弱い敏感肌や乾燥肌の人にもオススメ。
ガッツリと濃いメイクを落としたいという人には向きませんが、それ以外ならどんな肌質の人でも相性の良い商品です。
- セラミド / ローヤルゼリー / ヒアルロン酸 / 石油系合成界面活性剤 / スクワラン / ハチミツ / ポリグルタミン酸 / グレープフルーツエキス / コラーゲン
- 着色料 / 合成香料 / 鉱物油 / 石油系合成界面活性剤 / エタノール / パラベン / 紫外線吸収剤
使ってみた感じは、その名の通り温かいメイク落としで、ほんのりと温かみをもっているのが特徴。
塗った瞬間に顔が暖かくなる心地よい感覚、さっぱりとしていながらも、しっとりぷるぷるな洗い上がりが気持ちよく、すっかりお気に入りになってしまいました。
柑橘系の爽やかで甘い香りも私のツボにドンピシャでした。ダブル洗顔不要なので、これ1つで洗顔を終わらせたいという人にもピッタリの商品でしょう。
もっと詳しい情報を知りたい人は、マナラの公式サイトへのリンクを貼っておきますので、そちらをご覧ください。