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鼻の毛穴の黒いぶつぶつ「いちご鼻」に効果的な基礎化粧品の選び方
お鼻の毛穴にびっしりと詰まった黒いぶつぶつを何とかしと思い、色んな化粧品を試してはみるけれど一向に改善しない。
そんなお悩みを抱えているあなたに、今回はお鼻の黒いぶつぶつ「いちご鼻」の改善に効果的な基礎化粧品の選び方をご紹介したいと思います。
「弘法筆を選ばず」という諺がありますが、実際の弘法大師(空海)はめっちゃ筆を選んでいたといいます(・∀・)
弘法大師の筆と基礎化粧品を比べるのはどうかとは思いますが、使う化粧品によってお肌は驚くほど変わります。
この記事では基礎化粧品の選び方と、実際に当サイトの編集部が使ってみて効果を実感できたものだけを紹介していますので、繰り返すいちご鼻にお悩みなら、今回の記事を参考にして化粧品を選んでみてください。
毛穴の黒ずみに効果的な基礎化粧品の選び方「クレンジング編」
いちご鼻に悩んでいる人は、クレンジングに対して人一倍気を使わなくてはなりません。
お鼻の毛穴の黒いぶつぶつは、過剰に分泌された皮脂やターンオーバーの低下によって古い角質が汚れとなって詰まったものであり、その「汚れ」の1つが「メイクの残り」だからです。
メイク落としがきちんとできていないと、残ったメイクの油分が皮脂や古い角質と混ざり合って毛穴に詰まり、アクネ菌やマラセチア真菌などの微生物や顔ダニが異常繁殖し、炎症を引き起こす原因にもなってしまいます。
さらに、一般的なファンデーションは合成界面活性剤・シリコン・保存料など様々な添加物を使って作られています。
それがお肌に付着したままでいるわけですから、お肌にとっては負担にしかなりません。刺激に弱い敏感肌の人ならなおさらですね。
たとえば、メイクをしたまま寝落ちしてしまったなんて、女性なら誰しもやってしまいがちなことではありますが、それを繰り返していると毛穴に汚れが蓄積されていき、いちご鼻だけでなく様々なお肌トラブルの原因となってしまいます。
ですので、メイクはしっかりと落とすこと。
当たり前すぎて見落としがちなことでもあるので要注意ですよ。
いちご鼻の改善に効果的なクレンジングの選び方
- オイルタイプ
- ローションタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- シートタイプ
- ジェルタイプ
クレンジングにはいくつかの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
いちご鼻の改善に適したクレンジングを選ぶなら「ジェルタイプ」が最もベストな選択であるといえるでしょう。
逆に向いていないのは「オイルタイプ」や「リキッドタイプ」のような強い洗浄力をもっているクレンジングです。この2つはウォータープルーフ化粧品や濃いメイクを落とすのには適していますが、強すぎる洗浄力は裏を返せば、それだけお肌への負担が大きいということでもあり、お肌にとって必要なうるおい成分もメイクと一緒に落としてしまいます。
「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」はお肌へのやさしさは優れているものの、洗浄力に関してはイマイチです。
「ジェルタイプ」のクレンジングは程よい洗浄力をもちながらも、うるおいやお肌へのやさしさにも優れている、非常にバランスの良いクレンジングです。
いちご鼻に悩んでいる人は脂性肌だったりニキビ肌の人が多く、このタイプの人は繊細で敏感な肌質をもっているため、強い洗浄力は逆効果にしかなりません。しかし、脂性ゆえに毛穴に汚れが詰まりやすいので、ある程度の洗浄力も必要になるのです。
こういった理由から、いちご鼻のケアに最も適しているのは「ジェルタイプ」のクレンジングだといえるのです。
ジェルタイプ+ホットクレンジングは毛穴ケアに相性抜群
いま人気のホットクレンジングを使うのも、毛穴ケアに大変有効な方法です。
ホットクレンジングとは、発熱成分が入っているクレンジング剤のことで、温感作用によってお肌の表面を柔らかくさせ、メイクや汚れを落としやすくしてくれるのが特徴。
「ジェルタイプ」+「ホットクレンジング」という相乗効果は、毛穴ケアとしてこれ以上ない組み合わせであり、いちご鼻に悩んでいる人なら、これを選べば間違いないと断言できる組み合わせです。
毛穴の黒ずみに効果的な基礎化粧品の選び方「洗顔編」
洗顔は、お鼻の毛穴の黒いぶつぶつを治すために非常に大切なスキンケアです。
しかし、ただ洗顔をすればいいというわけではありません。
大切なのは、しっかりと洗顔料を泡立てること。
というのも、お鼻の黒いぶつぶつは皮脂や汚れが酸化して固まったものなので非常に頑固であり、洗顔料を適当に伸ばしていいかげんに洗っても洗浄成分が毛穴の奥まで届かず、きちんと汚れを落とすことができません。
ですので、手を逆さにしても落ちないほど濃厚なモコモコの泡を作ること。そうすることで、キメ細かな泡の粒子が毛穴の奥まで浸透して、汚れを根こそぎ落としてくれるというわけなのです。
洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしくマッサージをするように「泡で」洗う。
こうして、少しずつ汚れを溶かすように洗うことで、毛穴の広がりを防ぎながらお鼻の黒いぶつぶつを除去していくのです。
泡立て洗顔はスキンケアの基本であり、かつ最も重要なスキンケアの1つです。
ローマは一日にして成らず。そして、美肌もまた1日にして成らずです。
地道なスキンケアの積み重ねこそが、あなたのきれいなお肌を取り戻すための近道なのですね。
泡立ちとうるおいに特化した低刺激性の洗顔料を使おう
いちご鼻を改善するために選ぶべき洗顔料には3つの条件があります。
1つ目は「泡立ちの良い洗顔料」であること。
2つ目は「うるおい成分が豊富な洗顔料」であること。
そして3つ目は「低刺激性の洗顔料」であることです。
泡立ちに特化した洗顔料は毛穴の奥まで洗浄成分が浸透して、しっかりと汚れを落とすために必要な特性であり、うるおい成分が豊富な洗顔料は洗顔によって失われてしまう皮脂を補い、乾燥によってもたらされてしまう皮脂の過剰分泌を防ぐために必要な特性です。
そして、低刺激性の洗顔料は余計は刺激からお肌を守り、様々なお肌トラブルを事前に防いでくれるでしょう。
とくに低刺激性であるということは、敏感肌の人にとっては絶対に欠かすことのできない特性です。
このような特性をもった洗顔料ならいちご鼻だけでなく、ニキビや肌荒れ、乾燥肌や敏感肌など、様々なお肌トラブルを抱えている人にとっても、きっと役立ってくれるでしょう。
毛穴の黒ずみに効果的な基礎化粧品の選び方「化粧水編」
スキンケアにおいて最も大切なのは、じつは保湿です。
洗顔は汚れだけでなく、セラミドやNMFといった保湿因子までも一緒に洗い流してしまうため、お肌は乾燥し、うるおいを補おうとしてさらに皮脂を分泌させてしまいます。
つまり、入浴や洗顔、あぶらとり紙などで皮脂を落とせば落とすほど、かえって脂ギッシュなお肌になってしまうのです。
いちご鼻のケアは洗顔や鼻パックのような毛穴汚れの除去ばかりが注目されがちですが、最も大切なのは皮脂の過剰分泌を抑制することにあります。
いくら毛穴の汚れを取り除いたところで、皮脂の過剰分泌が改善されない限り、再び毛穴に皮脂や汚れが詰まってしまうのは目に見えていますよね。
しっかりと保湿をすることは、お肌にうるおいを与えるだけでなく、あらゆるお肌トラブルを未然に防ぐことにも繋がる重要なスキンケアなのですね。
化粧水は高級なものよりもコスパ重視で選ぼう
保湿は「化粧水」→「美容液」→「クリーム」という順番で行うのが最も効率が良いとされています。洗顔後はまず化粧水をたっぷりと使って、失われたうるおいをしっかりと補ってあげましょう。
いちご鼻のケアに使う化粧水は高級なものよりも、安価でコスパの良いものを選ぶのがいいですね。化粧水に限った話ではありませんが、「価格が高い=品質が高い」と思ってしまう方も多いかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
化粧水の主な役割は洗顔で失われた水分を補い、お肌のphを弱酸性に保ち、キメを整えることにあり、1000円以内のプチプラ化粧水でも十分にその役割を果たしてくれます。
ただ1つ気をつけるべきポイントがあって、なるべく無香料・無着色のものを選ぶようにしましょう。
香料や着色料などの添加物は、お肌にとって刺激にしかならないものであり、避けるべきものだからです。
繊細で敏感な肌質の人は、無香料・無着色であるだけでなく、アルコールフリーのもの選ぶといいでしょう。
無香料・無着色・アルコールフリーのプチプラ化粧水を扱っているのは、ちふれや無印良品、キュレルなどがありますので自分に合ったのを探してみましょう。
毛穴の黒ずみに効果的な基礎化粧品の選び方「美容液編」
美容液の役割は、化粧水や乳液などで補いきれない保湿成分や美容成分を補給するための基礎化粧品です。
美容液は、より具体的な悩みに対して効果を発揮するものが多く、その種類も豊富にあります。
たとえば、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすに効果を発揮する美白美容液や、皮脂の分泌とアクネ菌の増殖を抑制してニキビを防ぐ効果に特化した美容液など、気になる部分に集中的に使用するための化粧品です。
化粧水やクリームは攻撃も守備もバランス良くこなす万能選手であるのに対して、美容液は一点特化型の超攻撃型選手といったところでしょうか。
美容液は個別具体的なお肌の悩みを抱えている人以外には、あまり必要のないものですが、シミやシワ、ニキビなどの具体的な悩みを解消したい人にとっては、非常に高い効果を発揮してくれる基礎化粧品です。
いちご鼻の改善に特化した美容液を使おう
美容液は、あなたが抱えているお肌の悩みに対して有効な成分を配合しているものを選ばなくては意味がありません。
毛穴の黒ずみに悩んでいる人はどんな美容液を選べはいいのでしょうか?
いちご鼻というのは皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、酸化して黒ずんでいる肌状態です。
ですので、皮脂の過剰分泌を抑制するために高濃度の保湿成分を配合しているものや、毛穴の汚れに働きかける角質吸着効果をもつ美容成分を配合しているものを選ぶのが効果的。
そういった毛穴ケアに特化した美容液を使うことで、より早くいちご鼻をきれいにすることができるでしょう。
毛穴の黒ずみに効果的な基礎化粧品の選び方「保湿クリーム編」
保湿クリームは余計な添加物を配合していない、お肌にやさしいものを選ぶことが大切。
保湿クリームは洗い流す石鹸と違い、ずっとお肌に残るものなので、より慎重に選ばなくてはなりません。これは本当に重要なポイントです。
ですので、合成香料や着色料、パラベンやアルコールといった、お肌にとって刺激にしかならない添加物を配合しているものは避けて、無添加で低刺激性のものを選んでください。
そして、保湿クリームに必要なのはやさしさだけではありません。
保湿クリームは洗顔や入浴によって失われてしまった、セラミドやNMFなどのうるおい成分を補うことが最も重要な役割だからです。
つまり、余計な添加物を配合しておらず、うるおい成分が凝縮された保湿クリームが必要だというわけです。
いちご鼻に効果的なのは「保湿クリーム」ではなく「保湿ゲル」
保湿化粧品には「保湿クリーム」と「保湿ゲル」の2種類があり、いちご鼻のケアに向いているのはクリームタイプよりもゲルタイプです。
「保湿クリーム」は生クリームのようなテクスチャーで、比較的油分を多めに含んでおり「保湿」に特化しています。
「保湿ゲル」はベタつきにくいゼリー状のクスチャーで、比較的水分を多めに含んでおり「保水」に特化しています。
いちご鼻に悩んでいる人は、油分過多で水分不足のインナードライの人が多いため、油分の多いクリームよりも、水分の多いゲルのほうが向いているんですね。
またゲルタイプはクリームタイプに比べてベタつきにくいので、これも脂ギッシュになりがちなインナードライの人に向いている特性だといえるでしょう。
ちなみに品質の高い保水力に特化したゲルを使う場合は、化粧水を使わなくて十分に水分を補うことができるので、これ1つですべてのスキンケアをまかなうことも可能です。
スキンケアに使う化粧品は少ないほどお肌への負担も少なくなるため、理に適っているといえるでしょう。