鼻パックは今すぐやめよう!いちご鼻を治すために必要なケアはこの2つ

いちご鼻を本気で治したいのなら今すぐやるべきことが1つあります。

それは、あなたの机の引き出しの中にしまってある「鼻の毛穴パック」をゴミ箱に投げ捨てることです。それこそもう今すぐに。

鼻パックは毛穴ケアの代名詞的な存在であり、ドラッグストアやホームセンターに置いてあるのはもちろん、コンビニにさえ売っていますよね。

某大手化学メーカーさんが販売している『ビ○レ毛穴すっ○りパック』はとっても有名な商品ですし、今この記事を読んでくださっているあなたもきっと使ったことがあるはずです。

しかし、あなたがいちご鼻に悩んでいて、本気で治したいと思っているのなら鼻パックはもう二度と使ってはなりません。

なぜなら、鼻パックはいちご鼻を悪化させてしまう間違ったケアの代表格なのです。

鼻パックを使うことが逆にいちご鼻を悪化させてしまう理由

鼻パックが人気の理由は、お鼻に10分ほど貼っておくだけで、ごっそりと毛穴の角栓が引っこ抜けるという「お手軽さ」にあるといっていいでしょう。

そう、お手軽なのです。
たしかに鼻パックは簡単お手軽に毛穴の角栓を引っこ抜いてくれます。

しかし、そのお手軽さの裏には恐るべき副作用があるのをご存じですか?

その副作用とは「毛穴の開き」です。

鼻パックは強引に角栓を引っこ抜いてしまうため、毛穴がポッカリと開いたままになってしまうんです。

そして、そのポッカリと開いた毛穴に再び皮脂や古い角質が溜まるようになってしまいます。それどころが、さらに毛穴が大きく広がってしまい、より一層毛穴の黒ずみが目立つという悪循環に陥ってしまうのです。

鼻パックは簡単お手軽に角栓を除去してくれるというのは疑いようのない事実なのですが、その反面、汚れも溜まりやすくなり、さらに毛穴を広げてしまうというデメリットを抱えているというのもまた事実なのです。

鼻パックを使っちゃダメだというなら一体どうすればいいの?

鼻パックは毛穴ケアの代表的存在だというイメージが浸透していますが、じつはそうではありません。鼻パックは「間違った毛穴ケア」の代表的存在なのです。

では、一体どうすればいいのかという話ですよね?

お鼻の毛穴にびっしりと詰まった黒いぶつぶつを取り除くために毛穴パックを使うなというのなら、何をどうすればいいのだと。そこまで言うのなら代替案を教えろと。

いちご鼻を治すためにするべきこと。これは非常にシンプルです。それは「洗顔」と「保湿」。この2つです。

もう少し厳密に言えば、いちご鼻に効果的な洗顔料を使って正しく洗顔を行い、あなたの肌質に合った保湿剤を使って正しい保湿をすること。

「何を当たり前のことを・・・」と思われたかもしれませんが、洗顔と保湿は毎日する当たり前のスキンケアだからこそ、きちんとした正しい知識とやり方を知っておく必要があります。

この洗顔と保湿を適当にやっているがために、ニキビや肌荒れなどのお肌トラブルが一向に改善しない。そして、そのことに気付けず、次から次へと高額なコスメを購入しては「あれもダメ、これもダメ」となり、化粧品コレクターとなってしまう人は本当に多くおられるのです。

はい、これは何を隠そう、かつての私のことなんですけどね。(((゜д゜;)))

しかし、だからこそ断言できます。いちご鼻やニキビといったお肌トラブルを改善する秘訣は洗顔と保湿にあるのだと。

いちご鼻ケア その①「洗顔の正しい知識を身につけよう」

正しい洗顔法。
それは「しっかりと洗顔料を泡立てて洗う」ということです。

とくにいちご鼻に悩んでいる人なら、泡立て洗顔は必須。

なぜなら、洗顔料をただ適当に伸ばして洗うだけでは、泡の粒子が大きすぎて洗浄成分が毛穴の奥まで浸透しないのです。

つまり、お肌の表面的な汚れしか落とすことができず、毛穴の奥にどんどんと汚れが溜まっていくことになります。

そして、蓄積された毛穴の汚れは角栓となり、酸化して黒ずみになったり、汚れの詰まった毛穴にアクネ菌が異常繁殖して炎症を起こしたりしてしまうのです。

ですので、洗顔をするときは洗顔料をしっかりと泡立てること。手を逆さにしても落ちないほど濃厚なモッコモコの泡をつくりましょう。

そうすることで細かい泡の粒子が毛穴の奥まで浸透して、汚れを洗い流してくれるというわけなのです。

いちご鼻に効果的な洗顔料は「泡立てに特化した洗顔石鹸」

いちご鼻とは毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、酸化して黒ずんでいる状態です。

そのため、泡立てに特化した洗顔料が非常に有効。

洗浄力の強すぎるものは潤いを奪いすぎてしまうため、かえって皮脂の過剰分泌の原因になってしまいます。ですので、洗浄力よりも泡立ちが良く、お肌にやさしい低刺激性の洗顔石鹸を使いましょう。

いちご鼻ケア その②「保湿の正しい知識を身につけよう」

洗顔後の保湿は本当に大切なケアです。

ここを間違えてしまうと、どんな高級コスメを使おうとも無意味になってしまいます。

保湿の基本といえば、化粧水と乳液、そして保湿クリームの3つでしょう。
多くの人はこの3つを使ってケアをしていると思います。

しかし、じつは洗顔後の保湿はクリームだけで十分。化粧水も乳液も必要ありません。

お肌にはもともと皮脂と水分のバランスを整える機能が備わっています。化粧水や美容液を使いすぎるとお肌を甘やかしてしまうことになり、本来もっている回復力を衰えさせてしまうのです。

化粧水と乳液がいらないなんて信じられないかもしれませんが、これはNHKの人気番組『ためしてガッテン』でも紹介され、話題になりましたね。実際、皮膚科でも洗顔後は保湿クリームだけというスキンケアが推奨されており、私も以前に肌荒れで皮膚科で診察を受けたとき、医師に化粧水と乳液はやめなさいと言われたことがあります。

化粧水や乳液に限った話ではありませんが、基本的に化粧品はお肌にとって有効な成分だけが配合されているわけではなく、防腐剤や合成香料などの添加物も多く含まれています。

こういった添加物はお肌にとって刺激にしかならないものであり、より多くの化粧品を使えば使うほど添加物を重ねて使っていることにもなるのです。

スキンケアはより多くの化粧品を使ったほうがいいと思ってはいませんか?じつはこれは真逆で、スキンケアに使う化粧品は少なければ少ないほどよく、できる限りシンプルに最小のステップで行なうべきものなのです。

いちご鼻に効果的な保湿剤は「うるおいに特化した無添加で低刺激性のクリーム」

いちご鼻に悩んでいる人は脂性肌の人が多い傾向にあります。皮脂の分泌量が人よりも多いため、毛穴に汚れが詰まりやすいのですね。

で、皮脂の過剰分泌はお肌の乾燥が大きな原因の1つです。これは、お肌が乾燥すればするほど、それを補おうとしてかえって皮脂を分泌させるために起こる作用なのです。

ですので、皮脂の過剰分泌を抑えるためにも、うるおい成分に特化した保湿クリームが必要になります。

そして、お肌にとって刺激にしかならない、界面活性剤や防腐剤、香料や着色料といった添加物を使っていない無添加でお肌にやさしい低刺激性のものを選びましょう。

いちご鼻を改善してくれるのは地道なスキンケアの積み重ね

ここまで見てきた通り、いちご鼻を治すために必要なスキンケアは洗顔と保湿です。

洗顔料をしっかりと泡立てて洗うことで、細かな泡の粒子が毛穴をきれいにし、そして保湿クリームでうるおい成分を補うことでお肌の乾燥を防ぎ、皮脂の過剰分泌を抑える。

この2つのスキンケアを徹底して行なうことにより、確実にいちご鼻は改善されていくはずです。

とはいえ、この方法は地道な努力を必要とするケアであり、1日や2日でいちご鼻がきれいになるというものではありません。

いちご鼻の症状レベルにもよるのですが、1ヶ月から2ヶ月かけて少しずつ毛穴の角栓を溶かしながら小さくしていくというケアだからです。

鼻パックと洗顔&保湿の特性

    【鼻の毛穴パック】

  • 毛穴の汚れを1日で除去できるが、角栓を無理やり引っこ抜くため毛穴が大きく広がってしまう
  • 【泡立て洗顔と保湿】

  • 1ヶ月から2ヶ月の時間を必要とするが、毛穴の汚れを少しずつ落としていくため毛穴が広がらない

鼻パックが唯一優れている点はこの即効性です。しかし、鼻パックは結果的に毛穴を大きく広げてしまい、さらに汚れが溜まりやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

たとえるなら、泡立て洗顔と保湿によるスキンケアは「コツコツ貯める地道な貯金」であり、鼻パックは「一攫千金を求めるギャンブル」のようなもの。

地道な貯金は少しずつでも確実に貯まっていきますが、ギャンブルは一時勝つことはあっても長期的には必ずマイナスになってしまいます。

とはいえ、いちご鼻の症状が重い人はなかなか効果を実感しにくいかもしれません。

いちご鼻の症状レベル

    【いちご鼻 レベル1】

  • 近づいてよく見れば毛穴にポツポツと黒ずみがある状態。自覚症状はあるけれど、他人はまず気づかない
  • 【いちご鼻 レベル2】

  • 毛穴の黒ずみがそこそこ目立つ状態。周囲の人は口に出さないだけで気付いている
  • 【いちご鼻 レベル3】

  • 毛穴に黒い角栓がびっしりと詰まっている状態。毛穴の汚れを周囲の人に指摘されるレベル

いちご鼻の症状がレベル3にもなると、いくら泡立て洗顔を入念にやったとしても、角栓が固く大きすぎて落としきれないからです。

また、いちご鼻の症状がひどくなればなるほどファンデーションやコンシーラーを厚塗りして、目立つ毛穴の汚れを隠そうとしてしまいがちに。

そうすると皮脂や古い角質にメイク汚れも加わり、さらに症状を悪化させてしまいます。

で、いくら洗顔をしっかりと丁寧にやっても一向に症状の改善が見られないことに耐えきれず、再び鼻パックをやってしまうなんてことになっては元の木阿弥。

ですので、症状の重い人や一刻も早く何とかしたいという人は「洗顔」と「保湿」に加えて、「いちご鼻専用の美容液」を使ってみましょう。

美容液とは、化粧水や乳液などで補えない栄養を補給するための、高濃度の美容成分が配合されている基礎化粧品です。

下記に私が愛用している美容液のレビュー記事がありますので、よろしければ参考にしてみてください。

今 回 の 学 び !!
いちご鼻を治して美しいお鼻を取り戻すために、今すぐ鼻パックをゴミ箱に投げ捨てよう。

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